2024/06/19のポピー

メーカに所属するエンジニアとは一体何をする人間なのか?ソフトウェア領域の範囲で考えてみる。自分の中では、「GitHub等の複数人が作業できる空間上にて各々が各機能のプログラミングをコーディング/デバッグを実施し目標を達成する」みたいな事が思い浮かんだ。こんな事を大層と述べているが、要はパソコンカタカタしてソフトとかプログラミングしてなんか作る、みたいな事である。

JTCだと、上流工程になればなるほど前述した工程には触れないと思っている。要件定義とかが中心になり説明用のパワポ/エクセルを作っては報告し…を繰り返すロボットになるのだと思う。勿論、その過程においても技術的見解というものは必要であるし、説明力/理解力みたいなものは重要であるから凄い職業だとは思う。しかしながら、自分が思い描くエンジニア像とはかけ離れている事実もある。

自分は転職前はThe上流工程みたいな感じだったので、部品の細かな動作原理みたいな所はそこまで考えなくてよい代わりに、それをどうしたいのかについての理解力/説明力が求められていた。これは要は○○状態の時こうしましょう。みたいなのを抜けもれなく設定する、みたいなことであった。これを実現するにはエレクトロニクスに対する理解よりも、人との食い違いの防止やパターンの確実なしらみつぶしみたいな高校数学で言う集合と命題の分野をやる必要があった。ぶっちゃけ、この分野は文系の方が得意だと思ってるし、先のエンジニアの定義とも離れていたから首を傾げながら仕事をしていた。結局、すり合わせ時の人とのコミュニケーションが嫌すぎて発狂ENDになった。

そんなこんなで、もう少し具体的にモノにアプローチできるところに転職した訳だが、結局JTCだしなんか同じな気がしてきた。そうなると、残りはベンチャーとかになるのだろうけど会社の安定性とか自身の能力値とか努力する姿勢とかが無さすぎて選ぶ気にならない。やはり凡人は文句を言わずに黙って適当なJTBCに行くのが丸いのかな。ただの歯車には喋る権利はない。